あたたかい毛布やコタツが恋しくなる季節になりました。
これまで軽装で練習に参加されていた皆さんも
暖かそうなコートを着てこられるようになりました。
暖かそうなコートを着てこられるようになりました。
秋はお稽古事を始めたいという気持ちが高まる時期のひとつです。
他に、新年を迎えた時や、春が感じられるようになった時にも、
何か新しいものに挑戦したくなりますね。
さて、時々、生徒さんから、
「どうして太極拳を始めようと思われたのですか?」という
ご質問をいただきます。
武術が好きだったから?
カンフー映画が好きだったから?
中国・台湾文化が好きだったから?
等々を想像されるのですが・・・・実は。
当教室の先生「運動不足解消」
私(指導員)「身体を動かしたかった」
という、とてもあっさりした理由なのです。質問した生徒さんも拍子抜け(笑)
でも、案外、きっかけというものは、そういうものかもしれませんね。
それぐらいの方が、肩の力が抜けて、結果的に
長く一つのことを追究し楽しめる原動力につながるのかもしれませんね。
私の場合、20代後半に、ふと、「何かしたい」と思い立ち、
偶然目に付いたのが太極拳教室の案内。
全く知らない世界だったので却って興味を惹かれ、軽い気持ちで始めてみました。
全く知らない世界だったので却って興味を惹かれ、軽い気持ちで始めてみました。
練習を重ねるうちに、太極拳の動きが少しづつなぞれるようになってきて
太極拳に面白さを感じてきたのですが、
並行して、
○○会社の私、でもなく、○○家の私、でもない、
一人の人間として楽しめる90分の時間がとても楽しく感じられるようになったのです。
○○会社の私、でもなく、○○家の私、でもない、
一人の人間として楽しめる90分の時間がとても楽しく感じられるようになったのです。
日中に会社の名前を背負って悪戦苦闘していたとしても、
その日の晩に太極拳の練習に行けば、一個人として、純粋な時間を楽しむことができます。
教室では、何の肩書きもない一個人として他の皆さんと一緒に練習をしますから、
とても気持ちがのびのびします。
今風に言えば「ありのままの自分でいいんだな~」と思えるのですね。
太極拳の型を習う時は自分自身に集中できますし、一方、二人組になる時間も適度にあり、
自分に閉じこもり過ぎないというのもちょうど良いポイントです。
自分に閉じこもり過ぎないというのもちょうど良いポイントです。
そうこうしているうちに、太極拳の奥深さも感じられ、
どんどん深く取り組むようになり十数年が経ちました。
これからも太極拳の魅力を味わっていきたいと思います。
教室には、他にも色々なきっかけで太極拳を始められた方々が集まっておられます。
でも、共通しているのは、太極拳を面白いと思う気持ち。
このご縁を大切に、これからも、それぞれのペースで、
肩の力を抜いて太極拳を楽しみ、深めてまいりましょう~(^^)
このご縁を大切に、これからも、それぞれのペースで、
肩の力を抜いて太極拳を楽しみ、深めてまいりましょう~(^^)