蝉の声が聞こえ始めました。７月に入り、蒸し暑さも増してきました。
いよいよ夏本番です。

練習前は教室内をエアコンで涼しくしているのですが、
練習が始まるやいなや皆さん太極拳モードに切り替わるからでしょうか(^^)
熱気が一面に広がります。

決して激しい動きをしているわけではないのですが、
ゆっくり動いて自然に身体の隅々に気持ちをいきわたらせることで、
充実感のようなものが教室にあふれるように感じます。

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私たちにとってはごく自然なことなのですが、
体験にお越しになった方からの質問で、
私たちの教室の特色の一部を感じたことがありました。

私たちの教室では
ホワイトボードで型の名前を説明したり、名称を覚えていただいてテストをする、
というような時間は設けていません。
何よりも、実際に身体を動かす時間を優先しています。

太極拳で最も大切なのは、身体で感じることだからです。
太極拳は、太極拳として感じ取って、動くことが肝要です。
頭が優先になると、身体で感じるというセンサーがどうしても弱くなります。
頭で考えたこと（固定観念、本で見た言葉や、整体で聞きかじった知識など）を太極拳に持ち込んでしまうと、
表面的には形や動きをなぞれていたとしても、根本的なところで本質からずれてしまいやすいです。

とはいえ、どうしても習い初めのうちは考えてしまいますよね。
それを禁じるのではなく、徐々に「感じる」にシフトしていく、という気持ちでOKです。
素直な気持ちで、長い目で、ゆったりまいりましょう(^^)

この夏も、太極拳で楽しく過ごしましょう～(^^)/