学ぶこととは、
新しいことを知る・理解する、という面だけではなく、
同時に、
自分の中の固定観念や先入観を発見する、という面もあるように思います。
学ぶことで、
「それまでの自分が気づいていそうで気づけていなかったこと」
「無意識にやってしまっていた、それまでの自分の良くなかったこと」
を目の当たりにすることが多いです。
かくいう私も、
当たり前のように理解していた(つもりになっていた)ことが、
実はズレていた、なんてこと、ちょこちょこあります。
生徒の皆さんに指導させていただくときに、
自分の誤った先入観を発見することも結構あります。
さらに、先生から教わったことについて、
十分な理解に及んでおらず表層的な理解にとどまっていたことに
気付くことは山ほどあります(汗
太極拳歴を重ねても、日々、そんな気づきがたくさんあります。
新しいことを習った時というよりは、
初心者の頃から慣れ親しんできたことを練習しているときに
「はっ!」と気づくことが多いです。
気付く前の自分の未熟さに赤面しつつ、
気付けるまでに成長した自分を褒めつつ、
一歩一歩、さらに太極拳を楽しみたいと思います!