武術には、「自分」と「相手」がいます。

太極拳的な考え方では、
太極拳とは

戦う相手を倒す為の手段ではなく、

自分に対する相手の出方、それに対応する自分を見つめることで
自己観照する方法

といえます。

自分だけでもなく、相手だけでもなく、
相手を通じて自分を知る、
ということですね。

ですから、相手が先生でも先輩でも後輩であっても、
自らを見つめて、自らを研鑽する、
という意識が大切です。

むしろ、後輩と手を合わせる時のほうが、
学ぶことが多いと思います。

当教室でも、ご自身の太極拳の学びも深まり、
「先輩」的な立場になってきた人もおられますが、
みなさん、引き続き、
自らの研鑽に励んでおられるのは
本当に頼もしい限りです。

指導する側としても、
引き続き誠実に、
自らの向上に目を向けて
いきたいと思います( ´ ▽ ` )ﾉ

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